翠波鉄道管理局 テーマ特集:「AU13キセのバラエティ」

急行型気動車の冷房化は、AU12での先行改造を経て出力強化型のユニットクーラAU13が本格的に採用され、1両あたり6〜7基のAU13が屋根上に搭載されました。キロ車の冷房化が優先された初期にはキセ(室外機本体のカバー)が角ばった形状のAU13、後年、キハ車も冷房改造が始まった頃にはスマートな小判型平面のAU13Aが採用されました。

なお、ユニットクーラは検査入場等で交換されることも珍しくなく、FRP製キセで側面がメッシュ状のタイプに交換されたものや、異種のキセが混載された車両もありました。

キハ65(車番不明)とキハ58 1135

阿波池田で並んだ、角型AU13搭載のキハ65「あしずり」と、メッシュタイプとガラリタイプのAU13Aを混載したキハ58(P窓車)「よしの川」。(1982)

キハ28 5211

 

キロ新製冷房車は角型AU13がデフォルトでしたが、四国在籍車では少数派でした。(1984)

キハ58 1014

 

旧客最後の冬、遜色「いよ」と交換する「土佐」。キハ28,58の角型AU13搭載車はあまり見かけませんでした。(1984)

キハ58 577

 

元簡易冷房車のキハ58 577は、この当時は全てのAU13がメッシュタイプでした。(1984)

キハ65(車番不明)

高架工事が始まった丸亀付近を走る「うわじま」。最後尾のキハ65は7個中6個のAU13がメッシュタイプです。(1985)

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