翠波鉄道管理局 テーマ特集:「フタ付タイフォン」

気動車のタイフォン(警笛)には寒地対策として開閉式のフタが付くことがあります。
温暖な四国においても、少数ながらフタ付タイフォンを備えた気動車が配属されましたが、開閉機構の保守が嫌われたのか、フタを撤去する車両も多く見られました。

特急型キハ181系は後年の改造車を含め全てフタ付台フォンを装備していましたが、後年、若番車を中心にフタが撤去されました。

1978/1 高松

四国に在籍したキハ58ではフタ付タイフォンはこの1013など少数で、末期には全車フタが撤去されていました。

1978/1 高松

四国には1981年から配属が始まったキハ40系は暖地向けながらフタ付タイフォンが標準仕様でした。こちらはJR移行後にフタが撤去されています。

1984/3

郵便気動車キユ25の一次車(1・2)はフタ付タイフォンでした。郵政省所有車であるためか、最後までフタは改造されませんでした。

1978/1 高松

1979年に名古屋から高松に転属してきたキニ26 3 は一般二色塗りで異彩を放っていましたが、タイフォンのフタも四国ではお目にかからないタイプでした。これも後年撤去されてしまいました。

1979/5 新居浜

フタがないとご覧の通り。
タイフォンに雪が詰まって鳴らなくなり、発車が遅れてしまいました。

1981/3 伊予三島

「翠波鉄道管理局」トップに戻る

inserted by FC2 system