翠波鉄道管理局 テーマ特集:「上灘川橋梁」

実はタイトルがこれの正式名称なのか知らないのですが、予讃本線屈指の名所・伊予上灘駅の高松寄りにある長大橋梁です。

ここは双海町の市街地上空を予讃本線が長いプレートガーター橋で渡っているところでして、伊予灘と沖合に浮かぶ島々、そして双海町の落ち着いた町並みと橋梁が見事に調和した素晴らしい景観を見せてくれます。

ここは予讃本線のメインルートとして、特急や急行が行き交う路線だったのですが、1986年3月の内山線の開業に伴い、普通列車が運行されるだけのローカル区間になってしまいました。
以下の写真の撮影は内山線開業間際の1985年12月〜1986年2月の撮影です。

団体車を増結した急行「うわじま」。

こうした長編成列車も、内山線開通で思い出となってしまいました。

海側から見た橋梁と、キハ47+52のローカル列車。

古い町家の並ぶ町並みの上を、轟然と音をたてて通過する181系「しおかぜ」。

橋梁を足元から見上げるとご覧の通り。民家が橋脚スレスレまで迫っています。

橋梁の高松寄りは岩盤をすっぱりぶった切ったような急峻な切り通しです。左手(海側)には神社があるので、それへの影響を最小限にとの配慮でしょうか。

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