翠波鉄道管理局 テーマ特集:「キハ40系」

一般型気動車の標準型として1977年から全国に配置されたキハ40系ですが、四国への投入は比較的遅く1980(昭和55)年10月のことでした。
これは置換え対象となる10系気動車がすでに島内から淘汰されており、主力である20系も比較的経年の浅い車両が揃っていたからではないでしょうか。

後に寒地向けの500番台も加わった四国の40系気動車ですが、全車JR四国に承継されて現在でも全車健在で、冷房化やワンマン&便所撤去(キハ40のみ)されライトブルーのJR四国カラーで活躍しています。

キハ47の新製回送

松山気動車区への新製回送は、DF50の牽く貨物列車の最後尾に連結されました。

1980-10 川之江−伊予三島

キニ26、キユ25を連結した予讃本線の普通列車。
最後尾のキハ40はラストグループの2147です。

1982-8 伊予土居−関川

四国の地にやってきた寒地向けキハ47-504。

エアサス台車を履いた500番台のうち、軸バネ式の若番車が1985年に新潟から転属してきました。

1986-12 高松

キハ47-500の車内。

内装デコラがグリーン系なのが特徴で、他のキハ40系がベージュ系デコラなのと比べて異彩を放っていました。

1986-10

<番 外>
 

余剰となったキロ車の下回りを流用して、キハ40系に準じた車体を新造した全室荷物車キニ28。

四国に3両在籍したキニ2の中で、28 3はスカートの形状が異なっていました。

1981-3 新居浜

同じくキロを種車にした郵便荷物気動車のキユニ28。

1981年に登場した22に加えて、1984年に11〜13・18・19が転入して老朽化したキユニ26を置き換えました。
右端のキハ25は、徳島に最後まで残った237です。

1984-5 多度津

「翠波鉄道管理局」トップに戻る

inserted by FC2 system