翠波鉄道管理局 テーマ特集:「高知機関区1982」

四コチこと「高知機関区・高知気動車区・高知客貨車区」は高知駅に隣接したこじんまりとした車両基地でしたが、ディーゼル機関車21両、気動車30両、客車41両(1980年時点)を擁する拠点基地でした。
JR発足後の1989年に運転所と名前が変わり、2002年に高架化事業に関連して布師田-土佐一宮間に移転してしまいました。

今回は1982年10月に同区を見学した折の様子をご紹介いたします。

転車台に載ったDF50 48

機関車の留置は基本的に扇形線だったので、入出庫の際には転車台に載る姿が日常的に見られました。

扇形線に並ぶDF50

右から44、47、48号機。
高知機関区の所属機は、全て釣合管を増設した完全重連仕様の「四国タイプ」でした。

扇形線に並ぶ車輌

DF50、DE10そしてキニ28のお尻も見えます。

出区するDF50重連

扇形線の脇を通って入れ換えを行うDF50 18。
これから斗賀野の石灰列車牽引に就きます。

強力型気動車キハ55

気動車の主力はキハ40系でしたが、土讃本線の山越えに備えて、二個機関の強力型キハ55が配置されていました。

高知名物キハ55 2

準急「日光」として華々しいデビューを飾ったキハ55 1次型の末裔が四国にも棲息していました。台車の交換をはじめ車体各所に後期量産車との統一化改造が施工されていましたが、このアングルからでも特徴ある大型通風器や外付け式の雨樋が出自を物語っています。

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