翠波鉄道管理局 一般型気動車その3


海岸回りのローカル運用につくキハ32。

JR発足直前に投入された軽快気動車キハ32は、小型車体に効率の良い機関を搭載して走行性能を向上させています。松山気動車区に配属された車両は、オレンジ色のストライプ入りで、黒サッシュに丸い前灯が特徴です。

1987-03 予讃本線 伊予上灘

キハ32+47+20の異形式3連。

今治以東の長距離運用にも入ったキハ32です。JR発足後はストライプの中央部にJRマークが貼られましたが、まもなくスカイブルーのJR四国色に塗り替えられました。

1987-05 予讃本線 伊予西条−石鎚山

小雨に煙る山間をゆくキハ52+54。

キハ32と同様JR発足直前に投入されたキハ54は、二個機関を装備しキハ52や非冷房のキハ58を置き換えました。その新旧2連が仲良く連結された過渡期の記録です。

1987-03 予讃本線 向井原−高野川

予土線の名所アーチ橋をゆくキハ54単行。

予土線の宇和島寄りは、軽便鉄道に端を発する簡易線規格で建設されていました。このため急曲線と急勾配が随所にあり、強力型のキハ54が運行されていました。

1987-03 予土線 西ヶ方−江川崎

穏やかな瀬戸内海をバックにキハ40系3連。

大浦付近の海岸沿いをゆくキハ47−キハ47-1000−キハ40-2000の普通列車。JR発足以降にJR四国色への変更と冷房化が行われ、オリジナルスタイルは急速に消滅してしましました

1987-05 予讃本線 浅海−伊予北条

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