翠波鉄道管理局 一般型気動車その2


伊予寒川に停車中のキハ20系3連。

四国で一大勢力を占めたキハ20ですが、その大半は後期型(201〜)で、いわゆるバス窓の初期型は少数派でした。それでも、キハ20 8という若番車も在籍していました(2両目)。いずれも台車はDT22Cに換装済です。

1981-10 予讃本線 伊予寒川

キハ20、26を増結した急行「うわじま」。(1978年の撮影ですので、一般型気動車は朱とクリームの二色塗装です)

お盆の多客輸送では、もと準急用のキハ26等が駆り出されることは良くありましたが、それでも車両が足りなくなると、キハ20や、ロングシートのキハ35までもが増結に使われました。

1978-08 予讃本線 川之江−伊予三島

山間の小集落をあとにするキハ52。

急勾配区間の多い予讃本線の松山以西では、二個機関を備えた強力型のキハ52が多く使用されました。中には、半室がロングシートで簡易荷物室となる52 601〜も在籍していました。

1986-12 予讃本線 双岩−伊予石城

雨上がりの内子線をゆくキハ40単行。

盲腸線時代の内子線では、もっぱらキハ20による単行運転が行われていましたが、まれにキハ40が使用されることもありました。内山線開通後は、この区間は廃止されました。

1984-05 内子線 五十崎−喜多山
花畑を横目にのんびり走るキハ26+キハ47-1000+キユニ28の普通列車。

四国へのキハ40・47の投入は比較的遅く、1981年でした。これによりキハ25が淘汰されましたが、キハ26は急行型気動車の予備という用途もあってか、1985年頃まで在籍していました。

1985-05 予讃本線 伊予寒川−赤星

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